【まとめ】AGAとは

このエントリーをはてなブックマークに追加
AGAとは
  1. はじめに
  2. AGAとは
  3. AGAの診断
  4. AGAになりやすい人
  5. AGAのメカニズム
  6. AGAの原因
  7. AGAの治療
  8. まとめ:AGAの受診の流れ

はじめに

「髪が少なくなってきた気がする」「自分はまだ大丈夫だけど父親を見ていると心配」「もう一度髪の毛を取り戻したい」という方がAGA(薄毛)で受診をされます。ただ、AGAとは一体どのような状態を指すのでしょうか。

ここでは、AGAがどういったものか、そしてAGAで受診するとどういう流れになるのかを要点をまとめてご説明します。


AGAとは

AGAとは「男性型脱毛症(AndroGenetic Alopecia)」の略です。医学的な定義としては、「思春期以降に始まり、進行する脱毛症」のことです。特徴として、頭頂部や前頭部に生じます。

AGAの診断

AGAの診断は、視診つまり見た目で行われます。男性で、年齢とともに進行する頭頂部や前頭部の薄毛AGAです。そのため、AGAの診断・治療においては採血やその他様々な検査は不要です。AGAに対して様々な検査を勧めるクリニックもありますが、私たちゴールドクリニックは無駄にお金がかかるだけだと考えています。

AGAの診断・検査について詳しく知りたい方はこちら

AGAになりやすい人

AGAになるかどうかのもっとも大きな要素は年齢遺伝です。

日本では、20 代で約10%30 代で約20%40 代で約30%50代以降で40%以上と、年齢とともにAGAの方の割合が高くなっていく傾向にあります。

そしてAGAになる原因として一番は遺伝です。そのため、父親がAGAの方は高確率でAGAになります。その他生活習慣頭皮ケアの仕方の影響もあります。

AGAになりやすい人について詳しく知りたい方はこちら

AGAのメカニズム

ヘアサイクル

AGAになるメカニズムの前に、まず正常な発毛・脱毛のメカニズムについてご説明します。

正常な毛も自然に生えて、自然に抜けるというサイクルを繰り返します。これをヘアサイクルと言います。

正常な頭髪のヘアサイクルでは、頭髪には2~6年の成長期、2~3週の退行期、約3ヶ月の休止期があり、これを繰り返しています。簡単に言うと成長期は毛が伸びていく時期、退行期で徐々に毛の成長が止まり、休止期には毛の成長はなく抜けてしまう、という状態です。

 

AGAの場合はこのヘアサイクルが乱れて、成長期が短くなり、休止期が長くなってしまいます。成長期が短い=毛が十分に伸びず短くなります。どんどん進むと毛が皮膚の表面まで現れてこなくなる=毛がないように見える状態になります。

また、AGAはヘアサイクルの乱れだけではなく、一本一本の毛が弱くなってしまいます。弱くなるというのは、毛を支える毛包が萎縮してしまうということです。毛包が萎縮すると、毛が柔らかく(軟毛)、細くなってしまいます。そのため毛はあっても、見た目として地肌が見えやすく、薄毛と言われる状態となります。

AGAの原因

AGAの仕組み

次に、AGAを引き起こす原因をみてみましょう。AGAのメカニズムである①ヘアサイクルの変化と②毛包の萎縮に関係しているのが、男性ホルモンです。

男性ホルモンのもとであるテストステロンは、デヒドロテストステロン(DHT)という物質に変換されます。DHTは、前立腺や毛乳頭(毛)で5α-還元酵素という物質によって変換されます。

このDHTは毛の成長を止める作用と、毛の成長を促進する作用の両方があります。そして、AGAで前頭部や頭頂部が薄毛になるのは、前頭部や頭頂部では毛の成長を止める作用が強く働くからです。一方、ヒゲでは毛の成長を促進する作用が強く働きます。ヒゲは濃いけれど頭は薄いという方がいるのはこのような理由です。

また、AGAの人は男性ホルモンが多いと思われがちですが、これは間違いです。実際には、男性ホルモンの量が多いのではなく、同じ男性ホルモンの量でもより毛が反応しやすいために薄毛になるのです。

AGAの治療

では、いざAGAとなった場合にはどうすればいいのでしょうか。

医学的に現在根拠のある治療方法としては、1. 生活習慣の改善 2. 外用薬の使用(塗り薬) 3. 内服薬の使用があります。

1. 生活習慣の改善の詳細にてついてはこちらから。

2. 外用薬の使用は、ミノキシジル外用薬があります。ミノキシジル外用薬は薬局でも購入可能ですし、当院でも取り扱っております。ミノキシジル外用薬について詳しくはこちら

3. 内服薬にはプロペシア(成分名 フィナステリド)と、ザガーロ(成分名 デュタステリド)の2種類あります。どちらもAGAの原因のところでご説明した5-α還元酵素を阻害することで脱毛を抑え発毛を促します。効果は同程度なので初めての方には安い方のプロペシアのジェネリックをおすすめしています。

初めてでしっかりと治療したいという方には、プロペシアとミノキシジル外用薬の組み合わせをおすすめしています。私たちゴールドクリニックでは初めの一歩を踏み出しやすいように、初回限定セットをご用意しています。

AGAの治療についてもっと詳しく知りたい方はこちらから

 


まとめ:AGAで受診する流れ

ここまでご説明したことのまとめにもなりますが、AGAの診断「年齢とともに進行する前頭部や頭頂部の薄毛」であるかどうかになります。そのため、ご自身でAGAと思われるかどうかがAGAの大事な目安となります。AGAの原因は遺伝と加齢のため、複雑な検査は不要です。

そして治療に関しては、医学的に確かな治療の選択肢としては内服薬と外用薬になります。どういった方にどの治療が有効かを事前に見極める方法はないため、薬を試してみることが一番の治療になります。

参考文献

板見智 Bella Pelle Vol.3 NO.3 2018-82

内山真樹 et al. 日本医事新報 NO.4930 28-34 2018.10.20

井上肇 形成外科61(9) 1099-1109 2018

画像引用:川島 眞 Bella Pelle Vol.3No.3 2018-8 28-30

画像引用:板見 智 No.4930 2018.10.20日本医事新報 41-45

 関連記事