AGAにやってはいけないこと

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AGA治療において注意すべき点についてお伝えします。正しい治療のために「やってはいけないこと」についても学んでいきましょう。

目次

  1. セルフケアをおこなう際に
  2. 受診する病院を選ぶ際に
  3. 受診した後に
  4. まとめ

セルフケアをおこなう際に

AGAというと外見の問題なので、やはり気にする人が多く繊細な問題であるのは事実です。ですが、そこに浸け込んだ、まったく効果のない治療法も世の中には広がっています。

当クリニックは、そのような治療に引っかかる方を少しでも少なくするため、正確な情報発信を心がけています。そのため、ご自身でケアを考えられている方は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。( AGAセルフケアのリンク )

読むのは少し大変ですが、ご自身でも情報を収集したいという方は日本皮膚科学会が第三者としてAGAガイドラインを公表しています。無料で公開されていますので、ぜひこちらから確認してみてください。

▼男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/AGA_GL2017.pdf

受診する病院を選ぶ際に

次は、実際に受診する際に気をつけるべきことです。

病院選びで注意すべき点は主にこの3点です。

  • ガイドラインに違反した医療広告を載せている
  • 若年層の患者に処方している
  • 未承認の毛髪再生医療をおこなっている

それぞれ詳しく見ていきましょう。

  • ガイドラインに違反した医療広告を載せているAGA治療は医療行為です。医療は人命に関わることであるため、適切な医療を受けられるように多くの法律が整備されています。

広告に関しても法律によって定められており、厚生労働省が掲げている「医療広告ガイドライン」があります。いかなる医院もこちらの基準にもとづいた広告であるべきであり、患者による体験談などを載せている病院には注意すべきでしょう。このような病院は、厚労省の指針にもとづいていないことになります。

  • 若年層の患者に処方しているAGAの発症を予防するため、若年者にはむしろ処方は必要ないとされています。加えて、20才未満では安全性の確認が取れていないため、使用は控えるのが適切な対処法と言えるでしょう。
  • 未承認の毛髪再生医療をおこなっている毛髪再生医療については、日々研究が進められていることは事実です。ですが、安全性や有効性は充分に検証されておらず、実際に治療としておこなうには不十分な状況です。

受診した後に

最後に、AGAで病院を受診した後、薬を服用する際に気をつけるべきことです。

一つめは、女性に服用を勧めてはいけないということです。内服薬のフィナステリドとデュタステリドは、女性には効果がないだけでなく、妊娠時や授乳時の場合、子供に悪影響が及ぶ可能性があるためです。受診して処方された薬はご自身で使用するようにしましょう。

もう一つは、服用しはじめて少なくとも半年は様子をみるということです。AGAの治療は数日、数週間ですぐに現れるものではありません。地道に治療していきましょう。特に、ミノキシジルについては、一過性休止期脱毛があることを把握しておいてください。

まとめ

・世の中には効果のない治療法もあるので注意する・適切な治療を提供している病院を選ぶ・AGA治療は半年は続けて様子をみる

セルフケアから治療を受ける前後まで、AGAの改善において注意すべき点についてご紹介してきました。

AGA治療は地道に続けることで良い結果を導くことができます。適切な治療を受けて、自信をもって過ごせる日々を手に入れましょう!

引用:板見 智 No.4930 2018.10.20日本医事新報 41-45

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